非熱圧着式 ブリスターパック糊引き台紙Skeleton Pack
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商品を見せることで消費者へとアピールし、購買行動へとつなげるパッケージとして使われることの多いブリスターパッケージ。
成型したプラスチックを、折り曲げて台紙を挟み込んだりまたは有機溶剤で台紙と熱圧着で結合させることで封緘しますが、商品のアピールのための美粧性や廃棄時の分別性・熱圧着のため開けにくいなどの問題を抱えています。
従来のブリスターパックの問題点
- 生産時に、受け型や熱圧着設備が必要なため多品種に対応できない
- 台紙とブリスターが熱圧着されているため、開封がやりづらい
- 台紙とブリスターを熱圧着するため、フランジ部分に台紙の紙片が付着し完全にリサイクルできない
- 接着剤自体が有機溶剤のため、環境へ負荷がかかっている
- 熱圧着のため、台紙はカールし、箔押しなどの加工ができず商品の差別化が難しい
非熱圧着式 ブリスターパック糊引き台紙の特徴
- 有機溶剤を使わないので、環境負荷が低い
- ブリスターと台紙を圧着しないので、分別が容易
- ジッパー・ミシン目を入れられるので、ユニバーサルデザインを実現できる
- 台紙の形状を四角に問わないので、デザイン優位性がある
- 熱圧着設備が必要ないので、省スペースで充填できる
- 熱による紙の反りがないので、箔などの美粧性を担保できる
弊社が開発した《非熱圧着式 ブリスターパック糊引き台紙》は、紙面同士の接着に天然ゴムラテックスを使用し、廃棄性・環境性に優れた構造となっている。
ラテックス自体は、内容物や印刷物に付着しないので、ブリスターパックと容易に分離ができる。分離したブリスターパックは保管容器としても使用可能で、ここが従来のブリスターパック台紙とは大きく違う点である。
さらに、指圧でも簡単に接着が可能なため、作業が簡便でコストを安く抑えることができます。圧着機を使うことで、作業の半自動化にも対応。
二つ折り構造のため、本体の強度を保ち歪みを防ぐことが可能となっている。
印刷自体も片面印刷のため、生産効率が良く、小ロット多品種に対応できる。さらに熱圧着を加えないため、箔などの加飾や独自の形状のブリスター形状でも問題なく対応でき、製品の独自性を生かすことができる。
開封のためのミシンを入れるのが容易であり、どんな方でも手軽に開封できるユニバーサルデザインを実現できる。
《非熱圧着式 ブリスターパック糊引き台紙 紹介ムービー》
耐熱テスト
- テスト条件・・・温度50℃・湿度65%RH
- 試 料・・・瞬間接着剤塗工台紙
- 貼り合せ条件・・・塗工面/塗工面貼り合せ後1kg加重にて5往復
- 接 着 性・・・∠90℃ピーリング感応テスト
耐寒テスト
- テスト条件・・・温度-15℃
- 試 料・・・瞬間接着剤塗工台紙
- 貼り合せ条件・・・塗工面/塗工面貼り合せ後1kg加重にて5往復
- 接 着 性・・・∠90℃ピーリング感応テスト
従来ブリスターパックとの性能比較
応用事例
- 美容・コスメなどの美粧性を求める製品。
- ブリスターを保管容器として使いたい。
- 子供からお年寄りまで開けやすい、ユニバーサルなブリスターパッケージデザイン。
- 季節毎やキャンペーン毎に、様々な形状のブリスター製品をリリース。
- ブリスター形状にこだわった製品。
さらに一歩進めた設計としまして、2019年に【製品を細密なイラストで表現した脱プラスチックパッケージ】でJPI日本パッケージングコンテスト GOOD PACKAGING賞を受賞いたしております。
弊社では、2050年までカーボンニュートラル実現に向けて、新たな箱の可能性を模索しております。
商品に合わせた試作等も承っておりますので、お困りのことございましたらお気軽にご相談ください。
お急ぎの場合は電話にてお問い合わせください。
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