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今月のピックアップ《蒸着紙・光沢紙の接着性改善》
2025年5月1日
蒸着紙・光沢紙の接着性の課題と改善について
弊社が製造致しております案件でも、蒸着紙や光沢紙など紙の基材の上に反射率の高い資材を貼った紙への印刷をご希望される製品は多々ご依頼いただいております。
そう言った光沢のある製品の製造で1番の課題としていただくのは、差し込みのフラップの接着不良のご相談です。
差し込みのフラップの部分が蒸着紙になっていると、通常の糊では接着性が悪く専用の糊を使わないといけませんが、接着剤の扱いが難しい・臭気が出る・製造スピードが上がらないなどデメリットが多く歩留がよくないという声をよくお聞きします。
そうした課題を解決するために、弊社ではよくあるスリットを入れるなどの一般的な対処法ではなく、蒸着紙への接着性改善のための独自の二つのアプローチ技術《PEEL CUT®》《ピタペタ®》をご提供しております。
【PEEL CUT®】
●弊社独自の特殊加工で、フラップ部の蒸着層を除去
●蒸着紙用接着剤不要のエコ設計
●専用の接着剤などへの変更不要の、通常の製造ラインでセットアップ可能
●通常の白紙と同等のパッケージの封緘性を維持
【ピタペタ®】
●フラップ部に1加工加えることで、蒸着層を除去を除去せずにPEEL CUT®よりも柔軟に形状に対応できる新手法
●PEEL CUT®と同じく、今までの製造ラインを変更することなく通常の製造ラインでセットアップ可能
●通常の白紙と同等のパッケージの封緘性を維持
上記二つは、ともに蒸着紙への接着不良を改善するための技術ではありますが、アプローチが異なっており製造スピード・コストの面から言いますと【ピタペタ®】の方が優れた効果を発揮し、多くの引き合いをいただいております。
いずれにつきましても、お客様の現製品によりフィットする方をご提案差し上げたいと思っておりますので、ぜひ一度お気軽にお問い合わせください。
詳細な仕組みなどは、その際にご紹介させていただければと思います。