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今月のピックアップ

2023年12月27日

協進印刷ムービー

パッケージに、ひらめきを。タイトル画面

映像制作:株式会社LOFTWAYS様

動画はこちら

この映像は2018年、本ウェブサイトデザインを手がけていただいた株式会社ロフトウェイズさんに 私たちの思い・企画を伝え、制作をお願いしました。カットひとつひとつがシンプルで伝わりやすく、説明的な表現ではないのに企業案内としても使用可能という実用的な“作品”として仕上げていただきました。
映像制作年、2018年当時と比べると機器等の入れ替わりこそありますが、箱に込めた思いやお伝えしたいメッセージは変わっておりません。 
今回のピックアップでは、この映像作品をタイムスタンプと関連記事を用いて取り上げたいと思います。

箱(パッケージ)に、ひらめきを
−パッケージ製品が完成するまでの製造工程−

00:02 打合せ風景(撮影場所:本社/エントランスロビー)
営業担当によってお客様のアイデアと技術者のアイデアとが混ざり合い、企画がスタートします。
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00:08 データ作成作業風景(撮影場所:本社/企画・製版制作室)
企画内容を、データとして落とし込んでいく作業が行われています。
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00:15 カッティングマシン(撮影場所:本社/設計・試作室)
このマシンにて形式見本サンプル、仮でグラフィックを載せたデザインダミー等を個別にカットしています。
お客様とともに実際に手にとってチェック、試作を繰り返しクリアしたものが本生産へと進みます。

00:43 福生工場
お客様の企画データ・原稿類などが準備完了となったら、いよいよ生産現場「印刷工場」へと送られます!
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00:47 粘着ローラー・手洗い・消毒・エアシャワー(撮影場所:福生工場/エアシャワールーム)
印刷工場の生産現場へは、ここを通らずに入る事はできません。
製品の品質を管理するため、工場内は厳格な衛生管理を義務付け、クリーンな環境を維持しております。
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00:53 調肉(撮影場所:福生工場/調肉室)
特色インクの調合ルームです。
企画内容の色が、実際のインクとして調合・準備されます。

01:00 CTP刷版の作成(撮影場所:福生工場/CTPセッター)
お客様のデザインデータはデータとして版が振り分けられた後、福生印刷工場にて実際の印刷用の版(プレート)が作成されます。
※2023年現在は、映像の機種から入れ替わり、省電力・廃液が出ない無処理版のCTPセッターを導入しております。

01:02 印刷(撮影場所:福生工場/印刷機)
ドイツHEIDELBERG社製印刷機“スピードマスターXL106”
お客様の製品が実際の印刷物として誕生する瞬間です。機械と人とで色調整・印刷不備チェックなど微調整を繰り返し印刷されます。
※動画の演出上、スピードを落として稼働しております。通常は1時間に1万8000枚(1秒間に5枚)と高い生産能力を持つ印刷機を導入しております。
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01:13 打ち抜き(撮影場所:福生工場/打ち抜き機)
スイスBOBST社製打抜機“EXPERTCUT106PER”
型を用いて、製品としての必要な部分と不要な部分を切り離す加工をおこなっています。用途により、刃などを用いた5種類の技術を使い分けて抜き型を作り、細かい工夫を凝らして使用しています。一度作られた抜き型は一つとして同じものはなく唯一無二のものです。
※こちらも動画の演出上、スピードを落として稼働しております。通常は1時間に9,000枚(1秒間に2.5枚)打ち抜く最新鋭打抜機となっております。
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01:33 品質検査(撮影場所:福生工場/品質管理)
検査工程は製造過程で数回行われます。そのうちの全数検査においては、検査機に基準となる製品の見本データを登録し、カメラ検査で出来上がった全ての印刷物の色合い・鮮明度などをチェックしております。基準は非常に厳しく、わずかな濃度差でも感知し省かれる仕組みになっています。

01:37 貼り加工(撮影場所:福生工場/貼加工課)
打ち抜いた製品の一部に糊をつけ貼り合わせ、箱にする工程です

01:40 出荷検査/抜き取り検査(撮影場所:福生工場/検査課)
複数あるうちの検査工程の一つ、こちらでは人の手による最終検査を行っています。
全ての製品ではなく、いくつかを無作為に選び、出来栄えや箱の組み上がりにかかる力を調べていきます。

01:55 納品(撮影場所:ロフトウェイズさんの撮影スタジオ)
打合せからスタートした製品が全ての製造工程を経て出荷され、お客様の手元に届きます。動画の最後では、組み上げた箱の中からロゴが浮かぶところがご覧いただけます。

撮影風景

この動画で使用している印刷物は、一見バラバラな絵柄ですが、組み上げて一定の角度から見ると弊社ロゴが現れるという仕掛けになっております。ロゴが現れる瞬間を、ひらめきが生まれる瞬間の様に見立てクライマックスとし、実際の印刷工程の流れに沿って演出しました。

新緑の季節、緑道をバックに打合せ風景の撮影が行われました。

撮影のため、ご協力いただいた皆様ありがとうございました。
製造を行う現場では、様々な技術や思考を重ね合わせていく中でひらめきに出会う瞬間があります。日々私たちが携わっているパッケージ製造は、営業・設計・印刷・抜き加工、、、など様々な部署の思いが折り重なって製品として形作られます。ムービーからそうした思いが少しでも感じ取れていただけたら幸いです。
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